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2025.02.21

MORIKEN

戸建て住宅の外壁メンテナンス

モリケンハウスの松山です。先日無事に厄払いご祈祷していただきました。何となく清々しい気持ちで毎日を過ごせそうです(^^)v

 

家の外壁は、雨や風、紫外線から建物を守る大切な役割を持っています。しかし、時間が経つと劣化し、ひび割れや色あせ、カビや汚れが目立つようになります。そこで必要なのが外壁のメンテナンスです。本記事では、外壁のメンテナンス方法として「塗装・外壁材のやり替え・カバー工法」の3つの選択肢を分かりやすく解説します。

 

1.外壁メンテナンスの基本

外壁のメンテナンス方法は、使われている外壁材によって異なります。一般的な外壁材として以下の3種類があります。

窯業系サイディング

(※窯業系サイディングは、セメントに繊維質原料を混ぜて板状に成型した外壁材です。現在、日本の新築住宅の約8割で使用されており、最も一般的な外壁材となっています)

最も多く使われる外壁材で、継ぎ目にシーリング材が使われており、劣化するとひび割れが起こります。(シーリング材のメンテナンスも同時期に検討するのがよいかと思います)

モルタル外壁

塗り壁とも呼ばれ、職人が手作業で仕上げる外壁です。デザイン性が高いですが、ひび割れが発生しやすい特徴があります。

ガルバリウム鋼板

軽量でサビに強い金属製の外壁です。メンテナンスが少なく済みますが、表面の塗装が劣化するとサビが発生することがあります。

 

2.塗装によるメンテナンス

特徴

外壁塗装は、既存の外壁の上から新しく塗料を塗る方法です。費用対効果のバランスがよく、施工期間も長くないのがメリットです。

適した外壁材

・窯業系サイディング

・モルタル壁

・ガルバリウム鋼板(専用の塗料が必要)

メリット・デメリット

メリット

・費用が抑えられる

・工事期間が短い(1〜2週間程度)

・外観を自由に変えられる

デメリット

・約10年ごとに再塗装が必要(選定する塗料により異なります)

・ひび割れや傷は補修できない可能性がある

塗装をするべきタイミング

・色あせや汚れが目立ってきた

・触ると白い粉(チョーキング現象)が手につく

・ひび割れが小さいうちに

 

3.外壁材のやり替え(張り替え)

特徴

外壁材をすべて撤去して新しいものに交換する方法です。外壁がボロボロになっている場合や、断熱材も一緒に交換したい場合に適しています。

適した外壁材

・窯業系サイディング

メリット・デメリット

メリット

・新築同様の仕上がりになる

・断熱性能や防音性能を向上できる

デメリット

・費用が高い(250万円以上が目安)

・工事期間が長くなる(2〜4週間程度)

やり替えをするべきタイミング

・外壁が激しく劣化している

・壁の内部に水が浸入している

・家の断熱性能を高めたい

 

4.カバー工法によるメンテナンス

特徴

既存の外壁の上に新しい外壁を重ね張りする方法です。撤去作業が不要なため、工期が短く、廃材も少なく済みます。

適した外壁材

・窯業系サイディング

・モルタル壁 (ガルバリウム鋼板にも施工できる場合がある)

メリット・デメリット

メリット

・貼り替えと比べると費用が抑えられる

・断熱性や防音性が向上する

・廃材が少なく環境に優しい

デメリット

・既存の外壁の状態によっては施工できない

・建物の重量が増すため、耐震性に影響する場合がある

カバー工法をするべきタイミング

・外壁の劣化が進んでいるが、まだ下地がしっかりしている

・工事期間を短くしたい

・コストを抑えつつ性能を向上させたい

 

5.どの方法を選ぶべきか?

メンテナンス方法 費用 耐久性 工期 特徴
塗装 安い 7〜12年 短い(1〜2週間) 見た目を改善できる
やり替え 高い 20年以上 長い(2〜4週間) 新築同様になる
カバー工法 中程度 15〜20年 中程度(2〜3週間) 断熱性・防音性アップ

 

外壁の状態や予算、将来の計画を考えながら最適な方法を選びましょう。

 

外壁のメンテナンスは家を長持ちさせるために欠かせません。

・低コストで手軽に改善したいなら「塗装」

・外壁を完全に新しくしたいなら「やり替え」

・コストと耐久性のバランスを考えるなら「カバー工法」

 

適切なタイミングでメンテナンスができるよう普段の生活から住まいに愛着をもって向き合うことをお勧めします、大切な住まいに長く住まえるようにしたいですね。

Editor

松山 裕也 Yuya Matsuyama
MORIKEN HAUS

1984年滋賀県生まれ。高校卒業後、大手ハウスメーカーにて住宅の現場管理を担当。その後、リフォーム専門会社に転職し、営業から現場管理まで幅広く手掛けました。現場の最前線で業務に取り組みながら店⾧職も経験し、多くのお客様の住まいづくりに寄り添ってきました。2019年、MORIKEN HAUSで自邸の設計を建築家に依頼した際、プランニングの愉しさやワクワク感を味わうと同時に、ヒアリングの重要性を改めて実感。この経験が転機となり、MORIKEN HAUSに入社しました。
現在は、これまでの住宅業界での経験を活かし、新築やリフォームの窓口として活動中です。お客様一人ひとりに誠実で丁寧な対応を心がけ、理想の住まいづくりをサポートしています。