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2025.09.12

MORIKEN

心地よさをつくる「地窓(じまど)」の役割

モリケンハウスの松山です。今夜21時よりiPhone17の予約が始まりますね。物理SIMからデュアルeSIMへのデータ移行が少し手間かかりそうですが、毎年iPhoneの新製品は気になるところです。リセールバリューもいいですし、1年ごとに機種変更しても充分もとが取れる賢い買い物かなと思います。

家づくりを考えるとき、多くの人が「大きな窓」や「明るいリビング」を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、日本の住まいには昔から「地窓(じまど)」と呼ばれる、床近くに設けられた小さな窓があります。この地窓は、見た目のアクセントになるだけでなく、暮らしを快適にしてくれる役割を持っています。今回は、その魅力についてご紹介します。

地窓の基本的な役割

地窓とは、床に近い位置に取り付ける窓のことです。腰の高さや目線の高さにある「腰窓」「掃き出し窓」とは違い、床付近にあるため外の景色を低い角度から切り取ることができます。

役割としては、大きく次の3つがあります。

1.採光

地窓から入る光は、やわらかく室内を照らします。直射日光ではなく、地面に反射した光や庭の緑を通した光が部屋に入り、落ち着いた明るさをつくります。

2.通風

地窓を開けると、床近くに風の通り道ができます。高い位置の窓と合わせて開ければ、空気が上下に流れ、自然な換気ができます。特に夏場は涼しい風を取り込みやすくなります。

3.景色の切り取り

地窓からは、庭の草花や石、外の土の表情などが見えます。まるで一枚の絵画のように「小さな景色」を楽しむことができるのです。

暮らしに生まれる心地よさ

地窓を取り入れることで、住まいにどのような心地よさが生まれるのでしょうか。

・自然とのつながりを感じる

畳に座ったときや床に寝転んだとき、視線の先に庭の緑や光が広がります。小さな窓から覗く景色は、日常に自然を取り込む役割を果たします。

・落ち着きのある空間づくり

大きな窓から明るい光をたくさん取り込むのも良いですが、地窓のやわらかい光は、気持ちを落ち着けたい場所に向いています。余白スペースや書斎、洗面室などにもおすすめです。

・四季を感じる

春には芽吹き、夏には青々とした草木、秋には落ち葉、冬には雪景色。外の変化が小さな窓から切り取られて、日常の中で自然の移ろいを楽しむことができます。

地窓を取り入れるときのポイント

実際に地窓を住まいに取り入れるときには、いくつか工夫が必要です。

1.視線のコントロール

外からの視線が気になる場所では、植栽や塀を組み合わせると安心です。緑を植えれば、プライバシーを守りながら景色も楽しめます。

2.断熱と気密の工夫

床に近い位置にあるため、冬は冷気が入りやすい場所でもあります。高気密高断熱の住宅であれば、快適性を保ちながら地窓の魅力を活かせます。

3.部屋ごとの用途に合わせる

リビングや和室はもちろん、玄関や廊下などに設けても効果的です。日中の明るさや風通しがぐっと良くなります。

 

現代の暮らしに合う地窓

昔の日本家屋では、地窓は風通しや湿気対策のために欠かせないものでした。現代の住まいでは、エアコンや機械換気が普及したことで必ずしも必要ではありませんが、「心地よさを演出する窓」として取り入れてみてはいかがでしょうか。

特に、デザイン性と機能性を両立できる点が魅力です。シンプルモダンな家でも、地窓をアクセントとして配置することで、外観にも内観にも個性が生まれます。

モリケンハウスでは、高気密高断熱の性能を大切にしながら、こうした昔ながらの工夫も現代のデザインに取り入れる提案をしています。住まいに「地窓」という小さな工夫を加えることで、毎日の暮らしが少し豊かに感じられるかもしれません。

Editor

松山 裕也 Yuya Matsuyama
MORIKEN HAUS

1984年滋賀県生まれ。高校卒業後、大手ハウスメーカーにて住宅の現場管理を担当。その後、リフォーム専門会社に転職し、営業から現場管理まで幅広く手掛けました。現場の最前線で業務に取り組みながら店⾧職も経験し、多くのお客様の住まいづくりに寄り添ってきました。2019年、MORIKEN HAUSで自邸の設計を建築家に依頼した際、プランニングの愉しさやワクワク感を味わうと同時に、ヒアリングの重要性を改めて実感。この経験が転機となり、MORIKEN HAUSに入社しました。
現在は、これまでの住宅業界での経験を活かし、新築やリフォームの窓口として活動中です。お客様一人ひとりに誠実で丁寧な対応を心がけ、理想の住まいづくりをサポートしています。