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2024.12.17

MORIKEN

新築・リノベーション工事におけるデザイン面でのディティールの整え方

ブログをご覧いただきありがとうございます。モリケンハウスで新築・リノベーションの窓口をしております松山と申します。

私なりの「住まい」の向かい方を発信していければと思いますので、もしよろしければお時間あるときに読んでいただけると幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

 

新築やリノベーション工事を成功させるためには、全体のコンセプトや設計だけでなく、細部のデザイン(ディティール)をどれだけ丁寧に整えるかが重要です。ディティールは住まいの完成度や住まい手の満足度に直結する要素であり、ここに力を入れることで「デザイン性」と「機能性」を兼ね備えた空間が実現します。それでは、デザイン面でのディティールの整え方についてポイントを解説していきたいと思います。

1.全体コンセプトとの統一感を持たせる

新築・リノベーション工事の初期段階で、家全体のテーマやスタイルを明確にすることが重要です。例えば、モダン、ナチュラル、インダストリアルなどのスタイルを選定し、それに基づいて素材や色、形状を選びます。ディティールの整え方も、選んだコンセプトに合わせて統一することが必要です。

素材感の統一

木材を多用する場合は、同系色や同質感の素材を選ぶと空間が調和します。例えば、フローリング、建具、家具の木目や色味を合わせることで、全体に統一感をもたらします。

カラースキームの連動
アクセントカラーやトーンを統一することで、細部のデザインが全体の調和を損なわないようにします。壁紙、照明、スイッチカバーなど小さな要素もこの一環としてデザインすることが大切ですね。

2.細部の寸法やバランスを意識する

デザイン面でのディティールを整える際、寸法や細部の納まりに注意は欠かせません。これにより、空間の美しさや使い勝手が大きく変わります。

家具や造作の寸法設定
例えば、造作家具を設置する場合、壁と家具の隙間や、窓枠との距離感などをミリ単位で設計することが理想です。視覚的なラインを揃えることで空間が整った印象を与えます。

部材間のバランス
建具と床、天井のラインを統一することで視覚的なつながりを意識したデザインが可能です。また、照明やスイッチの位置が中途半端にならないよう、壁面デザインの中に組み込むことを意識しましょう。

3.細部の仕上げ方法にこだわる

ディティールを整えるためには、仕上げの段階でも細部へのこだわりが必要です。

見切り材やエッジ処理
壁紙やタイルを貼る際の見切り材やエッジの処理方法を丁寧に考えることで、完成度が大きく変わります。たとえば、角を直角ではなく丸く仕上げる「面取り加工」や、見切り材を極力目立たせないデザインを採用することで、シンプルかつ洗練された印象を与えます。

照明や電気配線の目隠し
照明の配置を計画的に行い、スポットライトや間接照明を活用することで光の当たり方を工夫できます。また、電気配線やエアコンの配管が露出しないように設計段階で注意を払うことで、視覚的なノイズを減らすことが可能です。

4.機能性を兼ね備えたデザインを追求する

デザインのディティールは美しさだけでなく、機能性も重視する必要があります。使い勝手の良い空間づくりを目指すことで、住む人の満足度が向上します。

収納スペースのディティール
扉を閉じたときのフラットな見た目を重視しながら、収納の中を使いやすく設計することがポイントです。引き出しや棚の高さを用途に合わせてカスタマイズすることで、見た目と実用性を両立できます。

メンテナンス性を考慮
清掃しやすい床材や壁材を選ぶこと、風の通り道を考慮し窓配置を考えることなど、長期的な視点でディティールを整えることが求められます。

5.その道のプロとの協働

最後に、ディティールの仕上げには建築家やインテリアコーディネーター、職人との密接なコミュニケーションが重要です。

職人の技術を活かす
大工工事、左官、タイル貼りなど、それぞれの分野で高い技術を持つ職人と協力しながら、細部の仕上がりにこだわります。例えば、タイルの目地幅を均一に整えるだけでも空間全体の印象が大きく向上します。

現場での微調整
図面では表現しきれない部分も、現場での打ち合わせや確認作業を通じて調整することが重要です。建築中に気づいた改善点を柔軟に取り入れることで、さらに完成度の高い仕上がりになります。

 

新築・リノベーション工事におけるデザインのディティールを整えることは、空間全体の完成度を高め、住まう人の満足度を向上させるために欠かせない要素です。統一感、寸法や細部の納まり、仕上げ方、機能性、建築のプロとの協働を意識しながら、細部まで丁寧に仕上げていくことで、他にはない魅力的な住まいを実現することができます。

これから新築やリノベーションを計画される方は、ぜひディティールへのこだわりを持ち、理想の空間を作り上げていきましょう。

Editor

松山 裕也 Yuya Matsuyama
MORIKEN HAUS

1984年滋賀県生まれ。高校卒業後、大手ハウスメーカーにて住宅の現場管理を担当。その後、リフォーム専門会社に転職し、営業から現場管理まで幅広く手掛けました。現場の最前線で業務に取り組みながら店⾧職も経験し、多くのお客様の住まいづくりに寄り添ってきました。2019年、MORIKEN HAUSで自邸の設計を建築家に依頼した際、プランニングの愉しさやワクワク感を味わうと同時に、ヒアリングの重要性を改めて実感。この経験が転機となり、MORIKEN HAUSに入社しました。
現在は、これまでの住宅業界での経験を活かし、新築やリフォームの窓口として活動中です。お客様一人ひとりに誠実で丁寧な対応を心がけ、理想の住まいづくりをサポートしています。