2025.05.16
AND ARCHI
「層の家」が最もアクティブな季節
オープンスペースという名の“第二のリビング”
季節がめぐり、新緑が揺れ、空気がやわらかく広がるこの時期。 ようやく屋外が、居場所として再び呼吸しはじめる──そんな季節の訪れを、MORIKEN HAUSの「層の家」モデルハウスでは、ひと足もふた足も先に感じていただけるかもしれません。
この家の象徴は、あえて室内よりも広く確保されたコンクリートテラスの存在にあります。
天井もなく、壁もない。 しかしそこには、暮らしの“厚み”が確かにある。
外構の延長ではなく、空と風と時間を引き込む“もう一つのリビング”としてのオープンスペース。
この空間は、ただ開いているだけではなく、暮らしの行為を引き寄せ、季節ごとの居場所へと姿を変えます。

層でつなぐ暮らし──内と外のあいだに生まれるグラデーション
「層の家」という名前の通り、MORIKEN HAUSの設計には、明確な“層”の意図があります。
建築を床面積や部屋数で区切るのではなく、重なり合う空間の層で構成するという思想。
特に、室内のリビングとコンクリートテラスをつなぐ土間空間の存在は、空間の連続性を生み出す重要な役割を担っています。
この土間は、室内でありながら外でもあり、食事の支度をしたり、子どもが遊んだり、鉢植えの手入れをしたりと、暮らしのバリエーションを受け止める“柔らかな余白”として機能します。
そしてこの中間領域があるからこそ、テラスもリビングも互いに“開きすぎず、閉じすぎず”つながり合い、居心地の良いリズムを生み出しているのです。
建築でつくる“季節の道具”
人は、建築をただの容れ物としてではなく、“暮らしの道具”として使うことができます。
「層の家」では、テラスがそのまま春のダイニングになり、夏には水遊びや読書の場所に。 秋は干し柿や落ち葉と戯れ、冬は日だまりの中で読書を愉しむ。
このように、建築そのものが“季節と遊ぶツール”として機能すること。
それは、性能でも面積でも測れない、「感覚の豊かさ」を育てる設計なのです。

今の季節が、もっともアクティブに暮らせる理由
春から初夏へと向かうこの季節。 湿度が低く、陽も長く、日差しもやわらか。
この時期のオープンスペースは、まさに“暮らしの舞台”として最高のコンディションを迎えます。
朝は鳥のさえずりで始まり、午後は子どもたちが外で走り回り、夜は食後の余韻を月明かりの下で味わう。
特別なことをしなくても、日常のすべてがアクティビティになる。
これこそが、MORIKEN HAUSが考える「アクティブに暮らす」という設計思想の本質です。

“空間の外”まで暮らしがにじむ家
数字で言えば、コンクリートテラスは建築面積に入らないかもしれません。
しかし、体感としては、この空間があるからこそ家全体が呼吸し、広がり、そして軽やかになる。
住まいとは、壁に囲まれた部分だけでできているのではなく、外構や軒下、テラスや土間といった“外ににじむ空間”を含めて「家」になるのだと、このモデルハウスは語っています。
暮らしの気配が、内から外へ、外から内へとグラデーションのように滲んでいく。
MORIKEN HAUSの「層の家」は、そんな風景としての建築を目指しているのです。

ぜひ体感しにいらしてください
この季節、この空気、この光。 今だからこそ、「層の家」はその本領を発揮しています。
写真だけでは伝わらない、光の反射や、風の抜け、足元の肌ざわり。
それらすべてを五感で感じながら、 「住まいとはなんだろう」「どんな暮らしを育てたいだろう」と ゆっくり考える時間を持っていただけたら幸いです。
MORIKEN HAUSモデルハウスでは、事前予約にてご案内をしております。
暮らしと建築の“層”を、ぜひ体感しにいらしてください。
Editor

君島 貴史 Takashi Kimijima
andARCHI(アンドアーキ)編集長
1975年東京生まれ。横浜を中心に150棟以上の建築家との住まいづくりに携わる。デザインと性能を両立した住宅を提案し続けています。「愉しくなければ家じゃない」をモットーに、住宅ディレクターとWebマガジン「andarchi」の編集を行っています。

